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大阪製品課より―ソフトウェア選びのポイント
印刷物作成において、どのソフトを使用するかはとても重要なポイントです。
大阪の製品課で使用しているソフトウェアについてご紹介します。
使用ソフトは大きくOffice製品とAdobe製品に分かれます。
Officeソフトは主に文書作成のWord、グラフや表作成、計算式の使えるExcel、スライドに便利なPowerPointの3つです。
Officeソフトのメリット
●シンプルでPCを持つ人のほとんどが使用できるお馴染みのソフトであること。
ミノックスの顧客の多くが元データをOfficeソフトで作成されたデータを入稿されます。
●修正を加えたデータを顧客にお戻しして、改訂時や続きの作業をするのにそのまま使ってもらえるというのが一番のメリットではないかと考えます。
●Excelは計算式を入れてデータ処理もグラフ作成も可能である(計算式や数値を使用すると正確なデータが作れます)
表、グラフを入れたこだわりのないシンプルな文書作成をする場合はWord一択です。
一方デメリットとして
●バージョンによって大きく体裁が崩れてしまうときがある
●印刷用のデータ作りには適していない
Excelは特に画面と出力のイメージが違ったり、セルの中の文字が欠けます
Adobeソフトは主に面付けやページ数の少ない印刷物や図の作成にIllustorator、写真や画像の加工にPhotoShop、ページ数の多い文書の作成にInDesignを使用します。
Adobeソフトのメリット
●自由度の高いこと(このひとことです)
●レイヤーでデータの非表示やロックが可能なので図や写真を使ってデザイン性の高いデータを作りこむことができます。
印刷用のトンボもOfficeソフトだとどうやってつけよう?となりますが、Adobeソフトだと簡単に付けることができます。
ちょっとした図の作成(トレースやイラスト作成)であれば私は迷わずイラレを選びます。
一方デメリットとして
●自由度が高いゆえに機能が多く、熟練しないと使いこなすことができない
●データが重たい、ソフトも重たい、ソフトが高い
個人のノートPCだと動作が微妙
●人によって様々な作り方をしているため、他の人(他社)が作成したデータを引き継ぐ時に少し大変なことがある
基本的にこの6つのソフトを作成ツールとして印刷物を作成しておりますが、どのソフトウェアにもメリットデメリットがあります。
特に一から作成しなければならない場合はどのソフトを使って作業を開始するか、メリットデメリットを知った上で選択することが重要になります。
『ミスのないように、そしてスピーディーに安全なデータを作成する』
製品課ではソフトの機能を理解し、使いこなすことができるように個々で資格の勉強をしたり、
社員同士で得意なソフトの技術を共有することで日々研鑽に励んでいます。
★adobeソフト⇔Officeソフトへデータの変換も可能です。お問い合わせください。