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校正室より ―手書き文字―

校正室では、社内の各部門で作成・編集した制作物や、お客さまが作成された様々なデータや資料をチェックしております。

 

校正業務では、お客さまからお預かりする原稿や資料は、ソフトを使ったもの(Word、Excel等)やPDFがほとんどで、指摘の赤入れ(修正や提案)もコメント機能を使うことが増えており、文字や文章を手書きすることがめっきり減りました。

また、プライベートでもスマートフォンやタブレットの使用が中心の生活が当たり前…。
皆さんも同じような方が多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は手書きを行った際のメリットを、いくつか挙げてみました。

 

手書きのメリット

■脳を活性化させる

スマートフォンやパソコンでのタイピングよりも、ペンを使って書くという動作はより五感を使います。脳に刺激を与え、脳の働きを活発化させる効果が高いそうです。

 

■学習効果が高まる

五感を使うことで脳に感覚的に記憶され、集中力も養われ、学習効果が高まるそうです。

 

■考えがまとまりやすい

タイピングでの作業よりも集中力が高まりやすく、文字を書きながら様々なアイデアや考えをつなぎ合わせることができます。

 

■文字を感じることができる

手紙や資料を手書きでいただくと、心が動きます。個性を感じることができます。うれしい・ありがたい気持ちがあふれ、感情が豊かになるでしょう(昔にいただいた手紙など、今でも手元に置いてあったり、記憶に残っていたりします)。

 

会社の業務で手書きを推奨するのは難しいですが、プライベートでは文字を「打つ」ではなく、「書く」ことを心掛けようと思います。

皆さんも手紙やハガキなどを送る機会がありましたら、一言添えるだけでも気持ちは伝わりますので、『手書き』を実践してみてはいかがでしょうか。

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